僕の生まれた島国日本には
有人島が418島、無人島の数も合わせるとのべ6,800相当の数の島が存在する。
この島の数は世界ランキングをみても
インドネシアとフィリピンに次いで3番目の数であることをご存知だろうか。
これまでハワイやバリまで往復十数万円かかっていたのが、いまや2万円前後で手の届く時代になった。
この空前の大移動時代、人々が向かう先は南の島々である。
「南の島が嫌いだ」という人に僕はこれまで出会ったことがない。
きっとそれだけ南の島には、万人を惹きつける素晴らしい魅力があるに違いない。
島国とは独特な自然や文化が形成されやすいものだ。
もともといる原住民と外から来るよそ者が
物理的に隔離された環境で時間をかけて混ざり合い、10島あれば10島異なる表情をつくる。
海を隔ててわずか数十キロの距離でも驚くほど違う世界が広がる環境を、僕はこれまで幾度かみてきた。
それはベースとなる地形や生態系が異なることや、訪れたよそ者が異なっていたり、理由は様々だ。
このページでは、そんな南の島の魅力やルーツを探るべく
直感に任せて足を運んだ島ごとに僕なりのレポートを残していくことにした。
感性で飛び込む南の島の魅力を探る旅へ。
そして、最高の楽園を探す旅へ。
その先にきっとある新しい発見を南の島に求め、今日も足を動かす。